深夜メガネ

スタートアップが好きです。

チャット形式のサービスが増えてます、その理由

こんばんは、深夜メガネです。

最近LINEみたいなチャット形式のアプリやサービスが増えているので、チャットの利点を考えていきたいと思います。ベンチマークは電話やEメールですね。

 

返信の早さと自由度の高さが鍵

1. 返信が早い

下にウダウダ書いてますが、これに尽きます。これだけでもいいのかもしれません。これを体現しているのが「ペコッター」です。

pecotter.jp

これ使ったらびっくりします。

ペコッターがやることは簡単です。いつどこでどんなものを誰と食べるか書くだけです。「明日彼女と銀座でランチが食べたい」「来週の土曜日、新宿で女子会をしたいです。女子会だけどバーニャカウダーとかじゃなくて、肉が食べたいです。」「12月28日に品川で会社の忘年会です。飲み放題で1人5000円、25人で一斉に入れる居酒屋を教えて下さい」等です。

そうすると、どこかの誰かが返答してくれます。

 

え?それだけ??

 

と思った方がいらっしゃるでしょう。はいそうです、それだけです。騙されたと思って是非使ってみて欲しいです。

感覚値ですが、これ質問を投稿したら3分で第1回答が帰ってきます。それを見ているうちにまた1〜2個回答がつきます。

さっきのような条件を他のグルメサイトで探してみてください、1時間くらい平気でかかりますよね?これなら一回質問して投稿しておいて1時間くらいほっておけば勝手にお店の情報が集まってきます。メールだとこうはいきません。

しかもチャットだと何かヒトと話している気になるんですよね。

 

2. 自由度が高い

今度はジョブクルというサービスにご登場頂きましょう。

jp.techcrunch.com

 

ジョブクルは転職エージェントとのやり取りをチャットで対応するものです。転職する機会がないので、深夜メガネはがっつり使ったことはないのですが、これもチャットサービスの典型例かと思います。

転職エージェントとやり取りするのは大変です。一回面談して、よさげな会社が見つかったらまた会って、それを決まるまで繰り返して、、、その時間も大変だし、まとまった時間の確保も大変です。しかも転職なんてそんなに何回もするものではありません。やっているうちに微妙にわからないことがタクサン出てきます。そんなときに登場するのがジョブクルです。チャットでエージェントとやり取りをするのです。

例えば、「履歴書のここをどうかけばいいか」とか「志望動機がうんぬん」とか「あ、そういえばこういう条件があると嬉しい」とか、転職にまつわる悩み事をエージェントに投げます。

チャットの質問に回答してくれるのはエージェントです。なので基本的にはLINEと同じ感覚でコミュニケーションがとれます。

Webの入力フォームならこんなに自由度は高くないですし、ちょっとしたことにもいちいちPCに向かわなければならないのが辛いところです。また、わざわざ会ったり電話するのも煩わしいときには簡単に連絡が撮れる素敵なサービスです。

 

3. いつでもスマホで回答できる

最近では、チャットで入力フォームを書く場合があります。

(チャット)名前を教えて下さい

(回答)深夜メガネ

(チャット)性別を教えて下さい

(回答)秘密♡

 

みたいな感じですね。

チャットで少しずつ質問と回答が進んでいくと、回答者のタイミングで少しずつ回答ができます。上でいうと、①で一旦中断しても、②で休憩しても、③で寝落ちしても大丈夫です。

誰しも一度は経験したことがある、30分PCをいじらなかったら「タイムアウトしました。もう一度最初から入力してください」みたいなことが防げますね。

 

ただ、この会話はいつになったら終わるんだよ、みたいな感じに陥ることははありますね...

 

4. 若者はフリック入力は早い

チャット形式はスマホがとものすごく相性がいいです。

おっさんにはわかりませんが、若者(25歳くらいまでかなぁ)のフリック入力はめっちゃ早いです。真偽の程はわかりませんが、卒論をほぼフリック入力で書ききるヒトもいるとかいないとか。

電車とかで若者をちらっとみると、確かに早い早い。

これならおっさんが「PCじゃないと時間かかっちゃうよー」なんて思っているものも、若者は電車の中でさくさく終わらせちゃいますね。

 

5. 電話やメールより気軽

もうこれは説明の必要がないでしょう。

メールの「いつもお世話になってます〜よろしくお願いします。」みたいな定型文いれなくていいのも素敵です。あれ無駄。最後の署名も。先に名乗ってるでしょ。

これをチャットでもやってくる方々には、何かとても小さな不幸がおこるといい。

 

というわけで、チャットサービス、ただし、LINE等の、チャットそのものサービスだけじゃなくて、チャットを使ってなにかやっているサービスを紹介します。

 

飲食店検索から転職の真面目な話まで

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answerやペコッターは比較的軽い話題なので、チャットと相性がよい気がしますね。

個人的に面白いのは、賃貸住宅を扱うiettyや転職を扱うジョブクルがチャットという形態を利用していることです。賃貸住宅や転職って重い話ですよね?

(これ書いてて思いましたが、iettyよりジョブクルのが重くないか?)

結論を出すには、本来的には彼らがどれだけ好調かを調べなければならないものの、ここから察するに、チャットはもはや何にでも使えるコミュニケーションツールということでしょう。

チャットよりメールのほうが公式感がある、みたいな感覚は理解できますが、電話が出た時には直接会ったほうがいい、メールが出た時には電話したほうがいい、みたいな感じで、これからその感覚はどんどん薄れていくのでしょう。

今多くのwebサイトは問い合わせフォームで顧客とコミュニケーションをとっていますが、チャットで問い合わせできるようなサイトもどんどん出現してますし、これからもその数は増加していくと思います。

なのでおっさん達(失礼)は、フリック入力早くできるようになったほうがいいですよ。貴方の上司にPCのタイピングが遅い方々いますよね?そんな感じに見られちゃいますよ!

 

それではでは!