深夜メガネ

スタートアップが好きです。

初心者用!AR・VRについて簡単概要まとめ。

AR・VRは最近話題にあがることも多いですが、頭の整理のために簡単にまとめました。まだ勃興期で全体像の把握が大変だし、何をどこまで書くかというのも難しいですね。

 

f:id:bignightglasses:20160124200035j:plain

 

2016年はAR・VR元年になるか

 

ARとVRは昔から研究が進んでいましたがが、昨年2015年くらいからでしょうか、露出がすごい増えた気がします。

また、2016年に入ってからオキュラスリフトの一般販売が始まったり(599米ドル、72,000円くらい)、いよいよ消費者がVRを楽しむ環境が整ってきました。

 

ちなみに、ARはAugmented Realityの略で、拡張現実と訳されることが多いようです。例えばmeleap社が提供しているHADOのようなもので、HMD(Head Mount Display)を装着すると、現実空間にモンスターがみえるようになる、といったものです。他方のVRはVirtual Realityで、仮想現実のことです。HMDをかけると、そこは別世界、というのがVRにあたります。先日新宿伊勢丹乃木坂46がVRで宣伝していることも話題になっていました(http://www.moguravr.com/isetan-shinjuku-vr/)。

meleap社についてはこちらにもちょっとだけ書かせていただきました。

 

毎年Consumer Electronics Show(CES)というイベントがアメリカで年明けに開催されています。「家電見本市」というイマイチな略語があてられることが多いですが、これは言ってみれば「最新技術展」です。技術といっても研究段階ではなくて、もうすぐ実用化されそうなものが中心です。

去年はIoTが盛り上がっていましたが、今年はAR・VRが盛り上がっているとのことでした。

 

AR・VRが盛り上がるとコミュニケーションといいますか、距離感が縮まる事例もでてくると思います。例えばアーティストのライブ。

今まで、ライブを(擬似)体験するためには大きく、①リアルのライブに行く > ②テレビやPCで中継を観る > ③ブルーレイ等で観る > ④イベントレポートを読む というものがありました。ここにVRが入り込むと、①と②の間に新たな楽しみ方が入ります。ブルーレイも十分に綺麗ですが、やはり家で見ている感は拭えず、どちらかというと「体験」よりは「情報」い近いような気がします。もちろんVRの精度にもよりますが、VRでポイントに上がる「没入感」を上手く使うことができれば、これは「情報」よりも「体験」寄りのコンテンツになる気がします。

 

これからAR・VRが使われそうな分野

 

ゴールドマン・サックスによると、AR/VRが使用される用途として多いのは以下の分野とのことです。

(source:http://www.moguravr.com/goldman-research-vr2025/)

 

● ゲーム

● へルスケア

● エンジニアリング

● ライブ中継

● 映像エンターテインメント

 

ゲームはわかりやすいですね。深夜メガネも色々VRを体験しましたが、ゲーム性のあるものが多い気がします。(余談ですが、技術の発展は「軍事・ゲーム・エロから始まる」とよく言われます。)

他方のライブ中継や映像エンターテインメントもエンターテインメントという意味ではゲームに近しい分野といえるでしょう。例えばライブをVRで配信することができれば臨場感が高まり、観る方の満足度が高まりそうです。

ヘルスケア(と、レポートには書かれていますが、医療と言ったほうがニュアンスが近いでしょう)では、例えば外科医が写真ではなくVRで立体的に患部を学ぶ、もしくは対人恐怖症の人にVR内で人に会わせ、それを元に医師が解説する、などが考えられます。

  

AR・VRの問題点

 

さて、AR・VRの明るい話題をお送りしましたが、まだまだ問題点も多いのです。まずは技術的な問題です。例えば、ARはVRと違い現実空間と仮想コンテンツの両方を観なくてはなりません。そのときの透明・非透明の区別がまだ技術的に解決しなくてあならない問題も多いとのことです。

また、これに関連して「VR酔い」という問題もあります。これは、VRをつけていることによって車酔いのような症状が表れることです。

消費者にとってはまだ価格が高いことも問題でしょう。オキュラスの価格は約7万円。イノベーターやアーリーアダプターならまだしも、まだまだ一般の方がおいそれと買えるような値段ではありません。量産効果や技術進歩でいずれ安くなることも考えられますが、いずれにせよもうちょっと時間がかかりそうです。

 

 

自分好みのキュレーターを見つけるサービスが好きです。

こんばんは。深夜メガネです。

突然ですが、キュレーションメディア全盛期です。

wikipedia先生によれば、キュレーションとは「インターネットやウェブサービスにおいて情報を収集・整理し読者に共有する行為」らしいです。要は、あるテーマに沿ってネットの色々なところから情報を引っ張ってくる行為ですね。

この深夜メガネもベンチャーのキュレーションですし、レストランのキュレーションから猫の画像のキュレーションまで色々あります。キュレーションメディアもいっぱいあります。

(どうでもいいですが、中には著作権無視でバズることばかり考えているしょうもないサイト等がありますので、それらは皆で無視しましょう。それが1番奴らを駆逐する方法かと思います。)

さて、このキュレーションという行為について昔から思っていることがありまして、それは、

この人のキュレーション好き

という感覚。

 

好き嫌いが同じ人とは趣味が合うものでないですか?

 

ブログもそうだと思うのですが、ある人のブログを見ていると、見る記事すべてに共感することないですか?(深夜メガネは「隠居系男子」さんの記事見るたびにうんうんうんうんうん、ってなります)。あるモデルが着ている服は全部かわいく見えたり、今AKBを好きになったら聞いたことあるけど今まで特別好きなわけでもなかったAKBの曲も急に好きになったりしませんか?

 

今までもキュレーションメディアってそこにあまり対応していなくて、万人が受けそうなものがシェアされまくっていました。

(注:別にディスるつもりはありませんし、そこまで興味もありません。)

ただ、それだと熱狂的なファンというのはつきにくいですね。たまたまSNSでみつけたら開きますがそれっきりで、できればファンになってもらってまたミニきて欲しいものです。

 

何が言いたいかというと、顔の見えない知らない誰かよりも、別に有名人でもなんでもない同じ趣味の人の方が「ハマ」って熱狂的なファンが着くんじゃないか、ということです。

これはこちらの記事を読んでいただければ嬉しいです。

 

というわけで、誰が書いてり選んだりしているかがわかるキュレーションサービスを探してみました。

今回はこの5サービスを紹介致します。

f:id:bignightglasses:20160123170446p:plain

なお、キュレーションメディアじゃなくて、キュレーションしているサービスです。キュレーションメディアと自らを呼んでいない方もいると思ういますが、悪しからず。

 

NewsPicks はプロピッカーや著名人をフォロー

 

ニュースメディアベンチャーの急先鋒、NewsPicks さんです。

Newspicksは経済情報のキュレーションメディアです。ある経済情報を「pick」し、コメント付きで投稿します。同じニュースを取り上げれば、次々と色々な方のコメントが追加されていきます。

面白いのはこのコメント機能。「プロピッカー」と呼ばれるnewspicksお墨付きのピッカー達が色々なコメントを残していき、「この人はこのニュースをこういう見方をするのか」とか、様々な付加情報がついていきます。NewsPicksではこのpickerをtwitterみたいにフォローすることができます。気になる人をフォローしておけば、自分好みのコメントをする人リストの出来上がりです。

経済ニュースといってもアメリカの金利の話からベンチャー業界の将来予測まで様々です。誰しも全てに興味があるわけではないので、自分の興味対象に関係のある人をフォローできるのは嬉しいものです。

 

アメリカ発の住宅キュレーションhouzz 

 

houzzはアメリカで人気の、リフォーム・インテリアのキュレーションサイトです。キュレーションとよく言われていますが、CGMに近いんですかね。

CGM: Customer Generated Media、消費者が内容を生成していくメディア。

 

このサイト、写真や構成がめちゃめちゃ綺麗なんです。見ていて楽しいですよね。わくわくします。例えばこちらの記事。 

 

この人の作品(?)好きだなぁ、と思ったらこの方をフォローすることがでて最新情報が受けとれたり、この方の他の作品を見たりしてみます。

この方のキュレーションを見てみると、キッチンや庭など別の投稿を見ることができるのですが、ある投稿が好きだと、他の投稿も好きな気がしてきます。

インテリアとか部屋の様子とか、検索するのってとても難しいと思うんですよ。試しに「赤 ビンテージ 本棚」で検索してみたらこんな感じでした

そうすると、ある人と趣味とあうなー、と思ってその人の投稿を追っていったら、気に入ったインテリア等が見つかる気がします。 

  

実名でおすすめ店を投稿Retty 

 

Rettyは言わずと知れた、グルメ検索サイト。

Rettyのトップページには「参考にしたいグルメな人をフォロー」と書かれています。自分好みのグルメ人を見つけてフォローするんですね。友達もフォローできますし、公認ユーザーやグルメブロガーもいます。フォローした人の行ったお店の中から例えば「恵比寿」「女子会」なんていう選択もできますので、他のグルメサイトで片っ端から「恵比寿」「女子会」で検索するよりよっぽど効率的な気がします。人によってはおすすめラーメンを掲載しまくっている方も、デートで使えるオシャレなお店を紹介している方もいますので、目的や趣味に応じてフォローしたいですね。

 

人工知能がおすすめコーデを作成 SENSY

 

ファッションなんて人の趣味を参考にしたい分野No.1じゃないかと思います。例えばキレイ目な服といったってcancamのそれとviviのそれは違うじゃないですか(多分ね、知らないけど。)。なので、cancam系女子はvivi人よりもcancam系の人をフォローしておきたいわけです。

というわけで、紹介するのはSENSY。SENSYさんは人工知能が自分にあったファッションを提案してくれます。特定のモデルやスタイリストさんが育てた人工知能もあり、好きなモデルさんの人工知能をフォローしていれば、より自分好みのファッションがみつかりそうです。

詳細(って言ってもそんなに書いているわけではないですが)はこちらからどうぞ。

  

あらゆる遊びをキュレーション PlayLife

 

(2016/2/1修正)

playlife社佐藤社長よりご指摘を頂きましたので記事を修正致しました。佐藤社長、ご迷惑をお掛けしました。また、ご指摘いただきまして誠にありがとうございます。

本稿で言いたいことは、「この人と趣味」で合うため、その人をフォローしておくといいよ、ということでした。そういう意味では確かにキュレーションと書くのは不適切でした。お恥ずかしい限りでした。

ただ、他はキュレーションが中心ということもあるので、タイトル等は変えずに、playlifeの説明に下線部分の追記を致しました。

繰り返しになりますが、ご指摘を頂いた佐藤様、ありがとうございます。

 

「PlayLifeはデート、女子会、ドライブ、旅行など、みんなの楽しい思い出を共有できる世界初の実名型の「遊びの集合知」メディアです 」(playlife社wantedlyより)。

playlifeは「実体験に基づくライフログメディア」なのでキュレーションではありません。しかし、Aさんの投稿ばかりが高確率で気に入る、という構図は同じですので掲載させて頂きました。

playlifeのサイトをみると、例えば「昼から渋谷のおすすめデート」や「『建築界のノーベル賞』のお墨付きスポット!」等、ありとあらゆる楽しい「遊び」掲載されています。人によっては「デートスポット」みたいなシチュエーションだったり、「横浜」みたいな場所を中心にキュレーションしている記事をアップしている方もいますので、自分の興味や活動範囲にあわせてキュレーターライターをフォローするのもおすすめです。同じおしゃれでもエスニックなのが好きな人もいればヨーロッパ風なのが好きな方もいますからね。

playlife社長のインタビューがありましたので、興味があればこちらもどうぞ。

 

 

是非自分好みのキュレーションライフを

 

如何でしたでしょうか。最近は色々なキュレーションサイトがでてきていて、自分の興味に近いサービスがあるかと思います。同じサービスでも人によってキュレーションしている内容が違うと思いますので、是非自分にピッタリのサービスやキュレーターをみつけていただきたいと思います。

 

それではでは!深夜メガネでした!

よければシェアお願いします!